ブラジル地理統計院(IBGE)が14日、今年1月の月次商業調査(PMC)を発表。それによると1月の小売販売は前月比0・4%増えたと14日付現地サイトが報じた。
昨年同月比では1・9%増え、昨年11月から今年1月の移動四半期の小売販売は、平均0・5%増えた。直近12カ月の累積は2・2%増だった。
販売量は、8部門中7部門が前月より増えた。最も伸びたのは「事務、情報処理、通信用品」の8・2%増で、「個人用品、家庭日用品」の7・2%増が続いた。
前月比で唯一マイナスだったのは、「医薬品、医療費、香水」で、下げ幅は0・5%だった。
また、「建築資材」「自動車、部品部門」なども加えた「拡大小売販売」は前月比1%増だった。「自動車販売」は5・7%、「建築資材」は0・1%増えた。1月の小売販売は昨年同月比で3・5%増え、直近12カ月の累積では4・7%増えた。移動四半期で見た拡大小売は平均0・2%増えている。
1月の小売の名目収益は、前月比で0・8%、昨年同月比では5・8%増えた。移動四半期は平均0・1%増え、昨年2月から今年1月までの直近12カ月の累積は5・0%増だった。