米国マイアミで15日に開かれた国際サッカー連盟(FIFA)の理事会後、ジャンニ・インファンティーノFIFA会長が、今年のU17W杯はブラジルで開催することになったと発表した。
同大会は本来、今年の10月5日から27日まで、ペルーで開催される予定だったが、FIFAが開催国に要求する条件を満たす事ができないとして、ペルー側が開催権を返上した。
FIFAは2月22日の段階で、ペルーでの開催取りやめをアナウンスしていた。
ブラジルサッカー連盟(CBF)は、大会までの期間が6カ月余りと短いことから、開幕を予定より数週間遅らせて、10月下旬とすることを要請している。
また、開催会場は、同じ時期に行われているブラジルの国内リーグで使われていないスタジアムに限ることも、CBFからの要望だ。
まだ、開催都市、スタジアムなどの詳細は決まっていないが、これにより、ブラジルは今年、コパ・アメリカ、U17W杯と、二つの主要サッカー国際大会の舞台となる。(15日付エスタード紙電子版より)