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《ブラジル》=国営銀行総裁たちが民営化を支持=「小さな政府」を提唱

 ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が15日にリオで主催したイベント「新リベラル経済セミナー」で、国営銀行の一つのブラジル銀行(BB)のルベン・ノヴァエス総裁が、「BBは民営化されるべきだと確信している」と述べた。

 ノヴァエス総裁は、「連邦貯蓄銀行(CAIXA)、ペトロブラス、BBなどの大規模公社民営化の話はまだ出ていない。だが、これらの国営会社も民間が経営した方がうまくいく。連邦政府は民営化を行うべき」とした。

 このイベントに出席したCAIXAのペドロ・ギマラエス総裁も、CAIXAは先月、保有資産の売却を始めた事を明らかにし、将来的に保険部門、宝くじ運営部門、クレジットカード部門、資産管理部門も「分社、売却を行っていく」と語った。同総裁によると、保有資産売却オペレーションの当初の目的は、380億レアルに及ぶ負債解消だという。

 このイベントには、同じく国営の経済開発銀行(BNDES)総裁のジョアキン・レヴィ氏も参加した。

 レヴィ氏も「ブラジルは大きくなりすぎた」とし、所謂「大きな政府と小さな政府」論を展開。公社民営化の動きに賛成した。

 レヴィ氏は、BNDESは、エネルギー部門を中心に公社民営化の推進に取り組んでいるが、やるべきことはまだまだ残っているとし、「ブラジルではまだ、多くの産業部門で公社が中心的役割を担っており、市場原理が働かないために経済へ充分な推進力を与えられていない」と語った。

 レヴィ氏は、BNDESでの自分の仕事は再建とスリム化、健全化だとした上で、「BNDESはまだまだ銀行の体をなしていない。私の仕事はBNDESを少しは銀行らしくする事」と、ユーモアを交えて語った。(15日付G1サイトより)

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