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「ぶらじる丸」同船者親睦会=平均80歳、27人が交流

59年経ち幸せな人生だと語りあう参加者ら

59年経ち幸せな人生だと語りあう参加者ら

 1960年3月13日サントス港に到着した「ぶらじる丸」の同船者会、『第8回「ぶらじる丸」同船者親睦会』が13日にサンパウロ市リベルダーデ区の群馬県人会館で開催された。今年もパラナ州、ミナス・ジェライス州から27人と昨年より7人多く集まり、親睦を深めた。

 今年は59年目を迎えた同会。大きな夢と希望を胸にロマンを求めて渡伯した青年らは平均年齢80・2歳になった。

 当日は皆で人生を語り合い、「移民としてブラジルに来て良かった」と口々に述べた。また、参加者の1人は、子供3人、孫6人、1キロ以内に4家族14人が住んでおり「毎日孫と話し合いって幸せだ」と微笑んだ。

 余興では、ほら吹き大会、ビンゴ、移民としての体験発表、くじ引き大会等を行い、楽しい1日を過ごした。

 来年は来伯60周年の還暦。「健康に留意し、来年もこの会に出席しましょう」と約束しあった。