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《ブラジル》=2月の国庫収入は1150億レアル=企業業績若干回復で記録更新

 ブラジル連邦国税庁は21日、2月の連邦税その他の国庫収入は1150億6200万レアルだったと発表した。 この記録は昨年同月比で5・36%増(インフレ調整済)で、2月としては、1994年のレアルプラン採用以降、最高値だった。 国税庁が直接管理する税収や各種積立金徴収の合計は1129億5700万レで、昨年比5・46%増だった。 「国庫収入」は、「税収や各種積立金徴収」と「その他の収入」に分けられる。「その他の収入」は油田採掘会社からのロイヤリティなどだ。 今年1~2月の「国庫収入」の総額は2754億8700万レで昨年同期比1・76%増、「税収、各種積立金徴収」は2632億5500万レで同0・99%増、「その他の収入」は122億3300万レで同21・81%増だった。 国税庁税制・関税制度研究センター長のクラウデミール・マラキアス氏は、「企業業績が若干改善し、法人税の納付額が上がったこと」「滞納税の分割払いも進んだこと」「燃料税の徴収額が増えたこと」の三つが、国庫収入増加の主要因だとしている。(21日付アジェンシアブラジルより)