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講演会、勉強会を企画立案=ブラジル日本会議定期総会

 ブラジル日本会議(徳力啓三理事長)は、2月19日午前11時(第2次招集)からブラジル力行会サロンで2019年度定期総会を催した。

 平野和則業務理事が総会開会を宣言し、先没者への黙祷を捧げた後、徳力理事長は挨拶で、「ブラジル新大統領に若い人たちが思いきり働ける場を作って欲しいと期待をしている。日本会議も残り少ない一世移民の最後の力を振り絞って、ブラジルの将来を良くすることに専念、ポ語で情報を発信してゆくために会員の皆さんの忌憚ない意見を」と要請した。

 次いで議長に中野晃治顧問、書記に細井真由美総務理事が選ばれ、総会成立が確認された後、議事を進行した。

 石塚副理事長が2018年度事業報告、足立和子専務理事は決算で、収入2万1600レアル、支出2万4600レアル、収支3千レアルの赤字を報告、毛利、太田両氏による監査報告が発表され賛成多数で承認された。

 続いて石塚副理事長が2019年度の事業計画、足立専務理事が予算案を提示、収入1万5千レアル、支出2万レアルで5千レアルの赤字予算、残額6万4千レアルとなったが、審議の結果、全員一致で承認した。その他、昼食を挟んで、行事の意見交換会をするように要請され定期総会は終了した。

 昼食後、いろいろと次のような提案があった。

 ①諸川有朋著の「日本人の特質」の販売及び日本文化に関心を持つブラジル人(日系人)へ無料配布。②「中学生用新版教科書」による日本人の歴史物語について講演会。③「終活や介護の問題」についての話し合いや講演会。④修身(道徳読本)についての勉強会、など身近な問題を取り上げた色々な案件が提議され、具体化に向かって努力することになった。

 なお2019年度役員は次の通り。名誉会長=森昇、中村勲、阿部順二、下元八郎。顧問=中野晃治、肥後秀樹、森西茂行、橋浦行雄。理事長=徳力啓三。副理事長=石塚清和。専務理事=足立和子。業務理事=平野和則。財務理事=岩井清志。総務理事兼女性部長=細井真由美。監査=毛利ペドロ、太田明彦。