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 昭和天皇の初孫で、今上陛下の甥にあたる元皇族の東久邇信彦さんが、20日、病気のために亡くなった。享年74。戦後、ブラジルに移住し、「昭和の天孫降臨」と言われた故・多羅間俊彦さんの甥にあたる。東京大空襲の最中に自宅の防空壕で誕生した信彦さんは、47年10月に皇籍離脱を余儀なくされたうちの一人。高円宮憲仁親王薨去の際には、信彦さんを通じて弔電を送るなど、多羅間さんと縁の深い人物だった。通夜は26日午後6時、葬儀は27日午後1時から東京都文京区大塚5の39の1の豊島岡墓地参集所で行われる。