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日本太鼓大会で特別賞に輝く=ドラセーナ清心太鼓が健闘

清心太鼓の皆さん(提供・ブラジル太鼓協会)

 今月24日に福島県福島市で開催された「第21回日本太鼓ジュニアコンクール」で、ブラジル代表としてドラセーナ清心太鼓が出場した。惜しくも上位入賞とはならなかったものの、2つの特別賞を獲得した。

 日本全国40都道府県、及び、海外2カ国から選抜された61の強豪チームが出場した今大会。同チームは14ある特別賞のうち、株式会社浅野太鼓楽器店賞、国際友好賞の2つを受賞した。

 ドラセーナ清心太鼓は11年1月に発足したばかりの新生チーム。だが、15年の第13回全伯太鼓大会ミリンの部で優勝。成長した部員らは、昨年の第15回全伯太鼓大会ジュニアの部でも優勝を果たし、今大会出場を決めていた。

 現在10~28歳までの部員が約40人ほどで、デカセギ子弟らがその旗手となっている。太鼓部創設により、部員の親もドラセーナ文化体育協会の会員になるなど若返りが進み、新しいタイプの会活性化のモデルケースとして注目されている。