時計メーカーのコマーシャルイベント出席のためにパリを訪れていたペレ(78)が、2日夜、気分が悪くなり、発熱もあったため、現地の病院に入院した。
ペレは入院の直前、時計メーカーのイベントで、フランス代表FWとして昨年のW杯で大活躍した、PSG所属のキリアン・エンバペ(20)と会い、「君は世界一の選手になれる。でも、そのためにわざわざPSGよりステータスの高いチームに移籍する必要はないよ」と声をかけた。
診察の結果、ペレ氏は泌尿器系の感染症と診断された。病院は「容態は安定している」と発表したが、パリの後に予定されていた米国行きはキャンセルされた。
病院側もペレの個人広報も、「容態は安定している。コントロール下にある」と発表したが、退院まで何日かかるのかもわかっていない。
ブラジルのメディアでは、「高齢な上に、最近は頻繁に手術を受けている」とし、ブラジルを象徴するスター、ペレの健康状態を心配する報道が続いている。(4日付ブラジル紙、スポーツサイトより)