5月1日の新天皇ご即位を祝した記念式典が、今月30日午後7時、文協多目的ホール(Rua Sao Joaquim, 381)にて行われる。参加費150レ。当日のプログラムは調整中だが、国歌斉唱、万歳三唱で新たな御世での皇室の弥栄を祈り、晩餐会となる。当日は、天皇皇后両陛下のご臨席のもとで落成した経緯からブラジル日本移民史料館7階の再開館式が午後4時から、9階では天皇陛下ご在位30周年記念写真展も併せて行われる。天皇皇后両陛下、皇太子殿下はそれぞれ3度に亘りご来伯し、日系人に心を寄せてこられた。令和の御世への変わり目に、新天皇のご即位をコロニア一体となって祝福したいところだ。式典の出席申込みは、24日までに文協(11・3208・1755、Eメール=atendimento@bunkyo.org.br)まで。
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パウリスタ大通りにある7つの文化施設が互いに場所を提供してコンテンツを展示し合う「パウリスタ・クルツラル2019」が、今月28日に行われる。ジャパン・ハウスも参加団体のうちの一つだ。サンパウロ州工業連盟文化センターでは、ジャパン・ハウスの催しとして細田守監督の『サマーウォーズ』(午前11時)、『時をかける少女』(午後2時)、新海誠監督の『秒速5センチメートル』(午後7時)が上映される。また、ジャパン・ハウスの特別企画として、日本料理店「藍染」の白石テルマシェフによる「お握り」のワークショップ(午前11時)、講演会「日本のデザイン革新」(午後2時)ほか、屋外スペースでは柚子、抹茶、味噌キャラメル味のアイスクリームの販売も。日本文化のみならず、様々な文化に触れることができそう。子や孫を連れて一日楽しんでみては?