15日に起きたフランスのノートルダム寺院の火災は、全世界に衝撃と悲しみをもたらした。速報映像で映し出される炎上シーンはかなりショッキングなものだったが、中央の塔や天井は焼失したもの、建物の大半は難を免れたという。この火災に対してボルソナロ大統領は、「多くの人々が心のよりどころにするカトリックの教会が焼けたことは非常に残念だ」という声明を出した。いみじくも大統領は、大統領選期間中の昨年9月、同じく世界的な話題となったリオの国立博物館が火災に遭い、多大な損失を被った際に、「焼けてしまったものは仕方ないだろう」と語っていた。世界が相手だと言い方も変わるのか。
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15日午後、サンパウロ市東部グアイアナーゼスの第68警察署で、建物の梁が落下する事故が起きた。幸い、落下先に人はいなかったが、警察車両2台の真上に落ち、どちらも大破した。1台はパトカーで、もう1台は秘密捜査用の車だったという。この件を受け、サンパウロ州保安局は建物の検査を行い、落下の原因などについて調べるという。州内では最近、同様の事故が増えており、今年最初の2カ月で昨年同期の2倍以上である54件の落下を記録しているという。
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15日、国際サッカー連盟が、ブラジル・サッカー連盟(CBF)元会長のジョゼ・マリア・マリン氏の永久追放処分を決めた。マリン氏は、CBF主催の大型大会の放映権と引き換えにマーケティング会社から賄賂を受け取った容疑などで2015年に国外で逮捕された。ニューヨークでは既に、禁固4年の実刑判決も受けている。