中国ブロック県人会(岡山、島根、鳥取、広島、山口)青年部主催の「中国ブロック合同運動会」が14日、ブラジル沖縄文化センターで開催された。310人が参加し、スポーツを通じて世代を越えた交流を果たした。
20回目を迎える今回は、運営を山口県人会青年部(山下りな実行委員長)が務めた。あいにくの雨だったが、屋外のドーム型ゲートボール場を使用して決行。参加者はムカデ競争、二人三脚等、全20種目で競い合い交流を深めた。徒競走では、転倒しながらも走り切った参加者の懸命な姿に、大きな声援が送られた。
運動会を無事に終え、山下実行委員長(29、三世)は「県人会の先輩方や他の県人会と助け合って開催することができた。皆に楽しんでもらえて良かった」と笑顔で話した。参加者の井田愛子さん(36、二世)も「運動会という日本文化を、皆が集まって共有するのは素晴らしいと思う」と話した。