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リオデジャネイロ市=麻薬密売組織の首領が死亡=ライフル暴発で重傷を負い

刑務所内の病院に入院中のPQD(22日付G1サイトの記事の一部)

刑務所内の病院に入院中のPQD(22日付G1サイトの記事の一部)

 リオ市のファヴェイラ(スラム街)シャパダンで18日、犯罪組織の首領、セーザル・アウグスト・デ・アラウージョことPQD(30)がライフル銃の暴発で重傷を負い、病院に運び込まれたが21日に絶命した。
 市警のヴィニシウス・ドミンゴス警部らは、バイシャーダ・フルミネンセの病院に犯罪者が入院したとの通報を受け、捜査を開始した。
 病院に駆けつけた警官らは、患者が入院したのは18日で、ライフル銃を扱っていたら暴発し、その破片で肺と腹部に重傷を負ったとの証言を取り付けた。本人は、警官からの尋問に、仕事中に起きた事故で怪我をしたと答えたという。
 PQDは2015年にも、特別作戦部隊によって、他の組織構成員らとともに逮捕された事がある。この時、シャパダンの首領とされたのは通称フー・ダ・ミネイラで、隠れ家としていた民家からは、50口径のショットガンが押収された。
 PQDは、最近起きたマドゥエイラ地区カジュエイロの丘への攻撃の責任者とみなされており、病院で逮捕された後、刑務所内の病院で治療を受けていたが、傷が深く、21日に絶命した。(22日付G1サイトより)