22日午後、サンパウロ州モンガグアーの電車の線路近くの溝の中から、17日から行方不明になっていた6歳のカウアネ・クリスチニ・ソアレス・ロドリゲスちゃんの遺体が発見された。カウアネちゃんは17日未明、就寝中に姿を消した。警察は28歳の路上生活者の男性を逮捕。男性は既に殺害を自供している。カウアネちゃんは廃屋を改造した自宅で寝ていたが、母親が他の子供に添い寝をしていた間に連れ出されて殺された。男性は女児の家でのフェスタで口論となり、逆恨みで絞殺したとしているが、口論に彼女が絡んでいたか、性犯罪が行われたかなどは捜査中だ。カウアネちゃんの遺体は既に腐乱し始めていたという。
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サンパウロ大都市圏のサンベルナルド・ド・カンポ市とジアデマ市で、サンパウロ水道局(SABESP)から供給される水が黄色く、匂いもするとの苦情が相次いでいる。両市の住民によると、こうした状態はすでに1カ月近く続いているといい、ここ最近はかなり悪化しているという。SABESP側の説明によると、3月、4月は雨が多く、リオ・クラーロ水系からビリングス湖に流入する水が急増したためだという。雨が増えて水位は大丈夫でも、水質が悪くなるのではたちが悪い。
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連邦道路警察によると、今年のパスコア絡みの連休中の国道での交通事故は759件、死者は50人で、過去12年で最低だったという。交通事故は11%、死者は28・6%減少したが、これらの数字は、7年連続で減少しているという。連邦政府はレーダーを減らす予定だが、事故減少は保てるか。
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