ボルソナロ大統領は25日、2019年は夏時間を行わないという大統領令に正式に署名した。ブラジルの夏時間の採用は1931年と古く、1985年~2018年は、途切れることなく実施されてきた。夏時間は電力消費の節約を目的としており、国民からは実施取り止めに反対する声も少なくないが、夏時間による節電効果は年々薄れてきているというデータもある。テメル前大統領も継続に懐疑的で、昨年は統一選との関連もあり、例年より2週間短縮された。大統領は夏時間の節電効果を「宝くじに当たる位の確率でしかない」と語ったが、実際にその程度のものなのか、注目されるところだ。
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25日、サンパウロ大都市圏マウアーで26歳の女性ヴィヴィアーネ・ミランダ・マウリシオさんが、容疑者と見られる失業中の男性のアパートの中で、旅行カバンに詰められて遺体で発見された。遺体は腹部を3カ所刺され、ばらばらにされていた。容疑者の妻は午後5時25分頃電話を受け、家に帰らないよう言われたが、帰宅して、遺体を見つけた。被害者はサンパウロ市在住で、門番には偽名を使っていた。売春目的での訪問だったのではとの疑いが持たれている。容疑者は現在逃走中だ。
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今日からついに、サッカーの全国選手権「ブラジレイロン」が開幕する。サンパウロ州勢は、サンパウロが今日、本拠地モルンビでボタフォゴと対戦。明日はサントスが敵地でグレミオと、コリンチャンスが敵地でバイアと、パルメイラスが本拠地アリアンツ・パルケでフォルタレーザと、それぞれ開幕戦を戦う。今年の栄冠はどこに?
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