交通違反をチェックするためのレーダーの多くを国道から撤去しようと試みたり、自動車免許証の免停基準を緩くさせようとしたりしているボルソナロ大統領だが、このほど、ボルソナロ一家には過去5年間で40を超える交通違反があることが判明した。違反件数は長男フラヴィオ氏の15を筆頭に、三男エドゥアルド氏9、ミシェル夫人8、ボルソナロ氏と次男カルロス氏が各6で計44件。フラヴィオ氏は13回のスピード違反を記録し、エドゥアルド氏は無免許運転など。違反ポイントが41に達したミシェル氏は運転中の携帯電話通話、信号無視などの重大違反が3件もあった。むしろ、もっと厳しくした方がよいのでは。
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27、28日と、サッカーの全国選手権の開幕戦が行われた。サンパウロ州勢では19歳の右ウイング、アントニーら新戦力の台頭が目立つサンパウロがボタフォゴに2―0、2連覇を狙うパルメイラスがフォルタレーザに4―0と快勝。サントスも優勝候補の一つグレミオに2―1で勝利し、当初の下馬評を覆す雄姿を見せたが、コリンチャンスは敵地でのバイア戦を2―3で落とす、ほろ苦いスタートとなった。第2節は早くも今度の水曜、木曜(5月1、2日)に行われる。
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今日のこの号は、平成における本紙最後の号となり、明日より日本の元号は「令和」となる。ブラジルでも、日本の元号変更や天皇陛下の生前退位は日系社会だけではなく、新聞やテレビなどの一般メディアでも流れ、かなり知られている。日本の文化が浸透しているようで、嬉しい。令和になってからも引き続き、日本親派が増えればよいが。
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