ボルソナロ大統領が2日、SBT局のニュースのインタビュー中、着ていたシャツを上げて、右胸の部分にある傷跡を見せた。これは、大統領選のキャンペーン中だった昨年9月6日に、ミナス・ジェライス州ジュイス・ダ・フォーラで暴漢によって刺された跡だ。「《あれは芝居だった》という人がいまだにいるので」という大統領は、傷を直接見せることで視聴者に証明しようとした。確かにその件については、ネット上でも、「あれは実はナイフは当たっていなかった」「血が流れていない」など、動画や冗談画像が流れ、話題になり続けていた。果たして、今回の行為によってそれは止まるか。
◎
サンパウロ市地下鉄とCPTMが、ビリェッテ・ウニコの不正に関する調査を行うべく、監査コンサルタント会社と契約を結んだ。ビリェッテ・ウニコはこの2線にとって最大の収入源だが、この5年間減益続きで、2018年には1億6千万レアルの赤字も記録した。サンパウロ州管轄の地下鉄やCPTMと違い、ビリェッテ・ウニコはサンパウロ市の管轄だが、一体どうなっているのか。ビリェッテ・ウニコは最近、利用が登録制へ制限されていくなど、不便になっているので、解明してほしい。
◎
サッカーの全国選手権は今日、明日で早くも第3節に入るが、注目カードは、共にサンパウロ市内で行われる、アリアンツ・パルケでのパルメイラス対インテルナシオナル、として、モルンビでのサンパウロ対フラメンゴだ。サンパウロ市勢の対戦相手はいずれも今期の優勝候補で、リベルタドーレス杯でも活躍中。序盤最初の山場と言えそうだ。