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世界救世教=宣教本部竣工50周年祝う=18、19日に全伯から式典へ

1969年に竣工した世界救世教の宣教本部

1969年に竣工した世界救世教の宣教本部

 世界救世教ブラジル宣教本部(マルコ・アントニオ・バペチスタ・レゼンデ本部長)が今月18、19両日に、「宣教本部竣工50周年記念式典」をサンパウロ市ビラマリアーナ区の同協会本部(Rua Morgado de Matheus, 77)で開催する。
 岡田茂吉(明主)によって1935年に日本で開始され、全世界90カ国以上に広がる世界救世教。当地への布教は日本人移民によって55年に開始され、現在約180万人の信徒・支持者のうち99%以上が非日系人だという。ブラジル全土に約500の布教拠点「浄霊センター」を有している。
 今回の式典の会場となるビラマリア―ナ区の宣教本部ビルは69年に最初の建物が竣工し、今年で50周年を迎える。当日はブラジル全土から600人以上が集まり、午前10時から式典を開始。竣工記念参拝では、先駆者の代表者52人が2日間にわたって表彰される。
 また、同本部内の岡田茂吉基金では、同教団の歴史・文化普及の展示会として、先駆者の写真等が展示される。なお、同展示会は6月15日まで開催される予定。さらに午後2時からはコーラス隊が発表を行う。
 レゼンデ本部長は「50年前は1500~2000人だった信者が、今ではブラジル全土に広がっている。当日は先駆者に敬意を表し、盛大に祝えれば」と語った。問い合わせは同本部(11・5087・5000)まで。