18日夕方から24時間にわたって行われたサンパウロ市恒例の文化祭「ヴィラーダ・クウツラル」は、主催者発表で460万人を集める大盛況となった。だが、その最中の19日未明、最大の会場となったセントロのアンニャンガバウーのステージの客席で、乳母車に乗せられた1歳の男児が置きざりにされる事件が発生した。その乳母車を押していたのは男性であったことは確認されているが、その男性は行方不明になっており、現在、捜索中だ。赤ちゃんの情報も、肌の色が褐色(パルド)であること以外は不明で、現在、市西部のクリニカス病院に預けられている。群集の集まるところでこのような事が起こるとは悲しい。
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17日夜、サンパウロ大都市圏ジアデマで、42歳の福音派の女性牧師が、教会から帰宅する途中、男性にナイフで刺されて死亡する事件が発生した。男性は被害者の元夫で、同じく聖職者だという。この元夫婦には20歳を筆頭に3人の娘がいるが、彼女たちの証言によると、父親は妻との別居に耐えられず、妻との接近を望んでいたが、裁判所から禁止命令が出ており、かなわなかったという。男性はまだ逮捕されておらず、逃走中。子の立場からすれば辛い犯罪だ。
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18日に行われたサッカーの全国選手権。前節までの1位と2位の対戦となった、サンパウロ市パカエンブー・スタジアムでのパルメイラス対サントス戦は、パルメイラスが力の差を見せつけ、4―0と大勝して首位を保った。これで、パルメイラスは5戦負けなしの4勝1分。次節は25日(土)で、ブラジリアでボタフォゴとの対戦となる。