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東西南北

 22日の下院でCOAFがモロ法相の法務省傘下に戻らないとの投票結果が出たことは、連日、話題になっている。ボルソナロ大統領の所属政党PSLがそれを巡り、セントロンを責めていることは本面でも報じているが、セントロン側はPSL議員のこの日の態度を問題にしている。それは同党の下議、少なくとも8人が審議の最中に携帯電話の自撮行為を行ったことで、それは写真付で報じられてもいる。PSLの議員は抗議行動から転じて政治家になった人が多く、フェイスブックやインスタグラムに多数のフォロワーを持つ人も少なくないが、彼らは今や「議会レポーター」ではなく政治家。守るべきマナーがあるのでは。
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 創業100年を超えるサンパウロ市最古のアイスクリーム・パーラー「アラスカ」が20日から営業を停止し、話題となっている。南部パライゾに店舗を構えるこの店は、1910年に営業を始め、1950年代頃からサンパウロ市のアイスクリーム販売店の代表格として名を馳せている。関係者によると、「新たな顧客層に対応するためのリニューアル」が理由で、必ず再開するとのこと。レシピは同店の店員のみが知る秘伝の味。市の文化の一つとして残ってほしい。
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 今年のサッカーのコパ・アメリカに参加する日本代表23人が23日に発表された。国際的にはあまり馴染みのない名前も少なくないが、来年の東京五輪を見据えた感じの若いチームとなった。日本は今のところ、サンパウロ市、ポルト・アレグレ市、ベロ・オリゾンテ市で試合を行う。サンパウロ市では6月17日、モルンビ・スタジアムでの対チリ戦だ。