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東西南北

 サンパウロ市環境局で、同じ家族から少なくとも9人雇われていることが判明した。その9人は、エドゥアルド・デ・カストロ環境局長が所属する自由党(PL)の支援者の一族だ。親族雇用の発端となったアギナウド・デ・ルッカ氏は、ジウマ政権で運輸相を務めたアントニオ・カルロス・ロドリゲス氏が18年の下院選に出馬した時の支持者で、カストロ局長はかつて、ロドリゲス氏の側近だった。カストロ局長はルッカ氏をはじめ、同氏の兄弟や甥たちに対し大量に役職を与えていたとされる。同市広報官は「真相を明らかにする」としているが、ブルーノ・コーヴァス市長自身、縁故採用疑惑で問題になったことがある。
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 ここ最近、ブラジルでもデモが頻繁に行われているが、29日には、お隣アルゼンチンでマウリシオ・マクリ大統領に抗議するゼネストが行われた。同日はストのため、首都ブエノス・アイレスはバスも電車も走らず、市内が完全にマヒ状態となった。今回のゼネストは、同大統領になってから既に5回目。さらに悪いことに、同国のインフレは今年、既に15・6%に達している。大統領選は来年だが、持ちこたえられるか。
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 スポーツ裁判所は29日、25日に行われたサッカーの全国選手権、ボタフォゴ対パルメイラス戦の勝敗をいったん保留する判断を下した。それはボタフォゴが、同戦の敗戦の一因となったPKを献上する原因となったファウルに対する審判のビデオ判定に疑問を呈したため。パルメイラスは一時的に勝ち点3を失っているが、それでもまだ首位を保っている。