「車いすフェンシング世界選手権」が5月21~25日、サンパウロ市で開催され、オーリャ子は団体戦を観戦した。日本からは男子が出場したが3戦3敗。出場した藤田道宣選手は「日本は団体戦で個人戦をしている。チームとしての雰囲気が作れていない」との課題を挙げた。
団体戦は、いくら個々のメンバーが強くても、チームとして勝てるとは限らないそう。実際、英国男子はW杯優勝者2人からなるチームだが、約2年間メダルを獲得できていないとか。一方で韓国男子は個の力は高くないが、団体戦では活躍する。見ると仲間の得点に大きな声を上げ鼓舞していた。
日本のスポーツ界で団体戦といえば、陸上競技のリレーが印象的だ。個人では決勝進出も難しいが、リレーではメダルを獲得している。
日本は団体戦が得意な国だと思う。来年の東京五輪では、ぜひコロニアも日本と一体になってチームワークを見せ、応援のファインプレーを展開したいところだ。(大)
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