ブラジル北海道協会(大沼宣信会長)は『第24回北海道祭り』を9日午前11時から午後3時半まで、同協会館(Rua Joaquim Tavora, 605, ila Mariana)にて開催する。
北海道の名物料理である焼きニシンや焼きイカが販売されるほか、同協会青年部YOSAKOIソーランチーム「一心」による演技披露も行われる。焼きニシン、焼きイカは、前売り券が同協会館にて30レアルで販売中。当日は35レアル。
案内に来社した上原政信理事、平野オストン副会長は「北海道の食と芸能を楽しみにぜひ来てください」と来場を呼びかけた。問合せは、同協会(11・5084・6422)まで。
□関連コラム□大耳小耳
ブラジル北海道協会は今年で道人移住100周年を迎える。8月24日には記念式典を行い、25日にはジャパン・ハウスで2メートルの巨大雪だるまの展示イベントを行う。巨大雪だるまは、同協会と親交の深い安平町から贈られてくる。安平町は2008年の日本人移民100周年の時にも当地へ巨大雪だるまを寄贈し、祝典を盛り上げた。協会と安平町の絆は、昨年の9月に発生した北海道胆振東部地震で震度6強の被害を受けた安平町に、1万8千ドルの義援金を送ったことでさらに強まった。安平町民手作りの巨大雪だるまは既に町を離れ、現在は海路輸送の途上。7月半ばにはブラジルに到着する予定だ。協会関係者は道人移住100周年が更なる関係深化に繋がると期待を膨らませている。