ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■懐かしい日本食を「一茶」で

■ひとマチ点描■懐かしい日本食を「一茶」で

魚フライの日替わり定食

魚フライの日替わり定食

 懐かしい日本の味が食べたい―そんな人はぜひ東洋街の居酒屋『一茶』(Rua Barao de Iguape, 89, Liberdade)で始まった平日ランチを味わってみては?
 閉店した『伴』の元店主、原口政信さんが腕を振るう絶品日替わりランチは、火曜日~金曜日の午前11時半~午後2時半まで。日によってメニューは変わるが通常、白飯、味噌汁、メインの肉や魚に2、3つの小鉢がつく。
 5日の日替わりランチは、白身魚のフライ、わかめと筍の煮物、さけるチーズに練り胡麻と味噌の和え物、白米、茄子と春雨の入った味噌汁。寒い日だったのでサービスで特製ちゃんぽんが付いて35レアルという破格の値段だ。

特製とんかつカレー

特製とんかつカレー

 さらに妻・原口マルガリータ一茶店長特製のカレーも提供中。蜂蜜、玉ねぎ、じゃがいも、人参、オイスターソース等を形がなくなるまで、毎日数時間かき回しながら煮込む。残ったカレーに作り足したものを加えるので深い味わいに。これでカツカレーは最高の一品。これ目当てに通うブラジル人客も。
 コラム子個人の好みで言えば、原口夫妻の日本食がブラジル一。懐かしい本物の日本食を味わいたければ居酒屋『一茶』へ。(亜)