ブラジル全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が11日に発表したところによると、5月の段階で、なんらかの負債を抱えていた世帯は、全体の63・4%だったことが分かった。
この数値は、4月の62・7%と比べて0・7%ポイント(P)高い。また、5カ月連続で前の月を上回った。
また、今年5月の数値(63・4%)は、昨年5月の59・1%より、4・3%P高くなっている。
負債の支払期限が過ぎて、債務不履行状態にある世帯の割合は24・1%で、4月の23・9%よりは高かったが、昨年5月の24・2%よりは低かった。
また、負債を返済する目処が立たない世帯は9・5%で、4月と同じ割合だったが、昨年5月の9・9%と比べると、0・4%P低かった。
「大きな負債を抱えている」と認識している世帯は12・9%で、13・0%だった4月や、13・4%だった昨年5月よりは低くなった。
負債の多くはクレジットカードによるもの(78・6%)で、負債を抱えている平均期間は7カ月、返済遅れの日数の平均は62・9日だった。(11日付アジェンシア・ブラジルより)