「コチア青年会報」46号を読んでいたら、今年の県連日本祭りでは出店辞退することになった経緯が、あちこちに書かれていた。総会議事録によれば、花卉部門の責任者として集荷に苦労してきた西尾雅夫氏は《体力の限界を感じているのに加え、コチア青年の経営者が減少、良い品を提供してくれる人も減り、若いものに乞食のように頼みまわり、場所をいっぱいにするためにお金を払っている》との苦しい現状を説明した。その結果、出店を継続するかどうかの採決では、続けるが14人、辞めるが21人で取りやめに決定。前田進会長は《非常に残念でありますが、ここに至って、コチア青年も老齢になり、次期の継続がなされなく、やむなく涙を呑んでの決断でした》と挨拶に書いた。元気に販売していたコチア青年のお店は、今年から残念ながらもう見られない。