南仏で開催されている育成世代のサッカー国際大会、トゥーロン国際の準決勝が現地時間12日に行われ、日本とブラジルがそれぞれ、メキシコとアイルランドに勝ち、15日の決勝進出を決めた。
この大会には12チームが参加した。4チームずつ、3グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの1位、3チームと、2位の中で最も成績の良かった1チーム、合計4チームが準決勝に進んだ。
1次リーグ、グループAの3試合で2勝1敗の勝ち点6、得失点差+5で、首位でベスト4入りを決めた日本は、グループCの2位ながら、他グループの2位チームを勝ち点で上回ったメキシコと対戦した。
試合は日本がメキシコに常に先行される展開になったが、その度に追いつき、90分を2対2で終了。延長戦は行わずにPK戦を行い、5対4で日本が勝利した。
グループBを3戦全勝13得点無失点と、圧倒的な成績で1位突破したブラジルは、グループC1位のアイルランドと対戦。ここでも敵を完封し、2対0で勝利した。
ここまで4戦全勝、15得点無失点のブラジルは、マテウス・クーニャ(ライプツィヒ、20)が4得点で暫定得点王。パウリーニョ(レヴァークーゼン、18)も3得点で続く。
対する日本は、ここまで2勝1敗1分で、10得点5失点。日本チームの得点王は、3得点の旗手怜央(順天堂大、21)だ。
決勝は現地時間の15日16時に、南仏のサロン=ド=プロヴァンスで行われる。