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《ブラジル》経済不確実性指数が若干減少=「社会保障改革がまとまるまで高いまま」と研究者
リオの学究機関ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が28日に、今月の経済不確実性指数(IIE)を発表した。それによると、同指数は5月の119・5ポイントより0・4ポイント下がり、119・1ポイントとなった。4、5月の指数は、2カ月連続で上昇していた。
IIEは、ブラジル国内の主要メディアの報道や株式指数の変動、金融市場の期待感などを収集して得られた情報に基づいて、ブラジル経済の不確実性を測定しようとしたものだ。
IIEを構成する要素の一つに「メディアの報道傾向」がある。5月から6月にかけては、ブラジル国内主要メディアが経済不確実性に関する報道頻度を下げており、「メディアの報道傾向」指数は2・4ポイント下がった。
他方、経済分析員たちの予測を平均した「期待要素」は、5月から6月にかけて7・6ポイント上昇した。
FGV所属研究員のライラ・マロッタ氏によると、若干の減少は見られたものの、当面のIIEは高止まりしたままだという。
マロッタ氏は、「経済が再び成長することが必要であることを皆が認識したしるしである、改革案の議会通過が確実になるまで、IIE指数は高い状態が続くだろう」と語っている。(6月28日付アジェンシア・ブラジルより)