特にそうした役職があるわけでもないのに、いつのまにか連邦政府を監視する人のイメージがついてしまっているボルソナロ大統領の次男カルロス・リオ市議が、1日に大統領府安全保障室長官のアウグスト・エレノ氏を批判した。それは、先週起きた、大統領予備機内での39キロのコカイン発覚事件に関してのものだ。カルロス氏は、エレーノ氏にその責任があるとしてネット上で激しく責めた。連邦政府ではこれまでも、グスターヴォ・ベビアーノ氏、カルロス・アルベルト・ドス・サントス・クルス氏がカルロス氏と揉めて解任されている。エレーノ氏はボルソナロ大統領がいつも傍にいることを願っている最重要閣僚のひとり。大丈夫か?
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昨日付で報じた、サンパウロ大都市圏オザスコのロジェリオ・リンス市長夫妻が大火傷を負う原因になった6月28日の6月祭での焚き火の件に関し、消防署が1日、同日のイベントでは焚き火を行う許可は申請されていなかったと発表した。許可さえあれば、消防署の指導も受けられ、不慮の事故も未然に防げていたはずだ。同市政が主催する市職員向けのイベントだけに、正規の手続きを踏むだけの配慮がほしかった?
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先週から比較的温暖なサンパウロ市だが、予報だと、これは長続きはせず、週末には寒冷前線とそれに伴う雨が予想され、かなり寒くなりそうだ。なんでも、週末は一気に冷え込み、最低気温は6日が5度、7日は9度、8日は11度の見込みとか。このタイミングだと、「日本祭り」とちょうど重なる。外での出展も多いイベントだけに、この寒さはちょっとこたえるか。