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熟連芸能祭、約100演目を披露=無添加「熟年麹」販売も

来社した一行

 ブラジル熟年クラブ連合会(上野美佐雄会長)は28日午前8時から、『第43回熟年クラブ芸能祭』を静岡県人会館(Rua Vergueiro, 193, Liberdade)にて開催する。入場無料。
 会員らによる日本舞踊や民謡などの演技が約100演目が披露されるほか、古着や着物、中古本などのバザーも行われる。会員手作りの納豆や佃煮など食料品の販売も行われる。開会式は午前11時から。
 案内のため来社した上野会長、中川浩巳副会長、西一人文化理事、片田甲子巳援護理事らは、「年をとっても続けられる趣味は人生を豊かにします。これから何か始めようと思っている方はぜひ見学に来て、同じ趣味の人や地元の団体を知る機会にしてください」と来場を呼びかけた。
 食料品販売コーナーでは、無添加手作りの「熟年麹」(1キロ=15レアル)が新発売される。担当の西文化理事は「麹は蒸した米に麹菌を繁殖させたもの。主に味噌やしょうゆを発酵させるために使われますが、そのまま料理に使っても味にコクが出るので大変お勧め。栄養も満点で麹から造る甘酒は飲む点滴といわれるほど。ぜひお試しを」と語った。
 問合せは、同会(11・3209・5935)まで。

□関連コラム□大耳小耳

 熟年クラブ連合会ジュンジアイ支部睦会(西一人会長)は9月4日に「第2回お笑い大会」を企画している。同大会は山口県防府市に伝わる神事「笑い講」に着想を得たもの。「笑い講」は鎌倉時代に始まった祭で、その年の豊作を感謝し翌年の豊穣を祈念するため農作物を奉納、それと一緒に3回の笑いを神様に献上する。お笑い大会では参加者の中でもっとも笑顔が素晴らしい人を審査する。西会長は「笑いは健康にも良く、会場中が笑顔で溢れる幸せ一杯な大会なので、関心の有る方はぜひご参加を」と呼びかけた。問い合わせは西会長(11・4815・1242)まで。