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 国家電気通信庁(Anatel)は28日、8月の電気代が「赤旗1」となり、100キロワット時(kw/h)につき4レアルが追加徴収されると発表した。7月は「黄旗」 で100kw/h1・5レアルの追加だった。8月は毎年雨が少ないが、同庁によると、予報では今年8月の雨量は平均を下回り、主要水力発電所の水位も落ちるため、火力発電所の稼動率を高めざるを得ず、発電コストの増大が予想されるという。
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 中銀が毎週月曜日に出す経済指標動向予測集フォーカスが、29日も発表された。それによると、今年のGDP成長率、インフレ率、レアル/ドル為替、経済基本金利(Selic)はそれぞれ、0・82%、3・80%、1ドル=3・75レ、5・50%と先週から変動はなかったが、来年2020年のGDP成長率、インフレ率、為替、Selic予測では、Selicが先週の5・75%から5・5%へと下方修正された。インフレが抑制されており、景気回復が思わしくない中、現在年利6・50%のSelic引き下げが予測される。通貨政策審議会(Copom)は30日開会だ。
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 週末のサッカー全国選手権では、首位パルメイラスが引き分け、2位サントスが勝利したことで首位交代となった。コパ・アメリカでリーグ戦が中断するまで、両者の差は勝ち点5だったが、リーグ戦再開後の3試合でパルメイラスは1分2敗、サントスは3連勝で一気に順位が逆転した。サントスは中断前から数えると6連勝だ。リーグ戦はまだ3分の2以上残っており、今後も混戦が予想される。