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北海道ラーメン祭り、大盛況=僅か1時間半で800食完売!

会場の様子

 北海道協会婦人部「はまなす会」(鈴木妙子会長)とYOSAKOIソーラングループ「一心」(長谷川ターレス代表)主催の「第23回北海道ラーメン祭り」が、今月21日にサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の北海道文化協会会館で開催された。今年は開始1時間半後の午後1時には800食のラーメンが完売し、汁粉や生チョコ抹茶なども続々完売する大盛況ぶりだった。

特製の醤油ラーメン

 鈴木会長は「去年はラーメンが50食ほど余ったけど、今年は足りなかった」と嬉しい悲鳴を上げた。共催した一心の他に、当日は同協会青年部のひぐま会にも手伝ってもらった。

 2日前から仕込み始めた特製醤油ラーメンには、広島県から取り寄せた麺を使用。はまなす会に代々伝わる秘伝のスープとチャーシューは、「みりん、酒、醤油、玉ねぎ、人参、生姜などを入れてチャーシューを炊いたの。このソースをスープにも使うと甘みが出る」というもの。
 ラーメンの他にも餃子、シュラスコ、汁粉、生チョコ抹茶、あんみつなども午後1時半ごろには売り切れが続出した。

松原ハナさん、松原美和さん

 毎年来ているという松原ハナさん(92、北海道)と松原美和さん(88、広島県)は義姉妹。家族と共に来ており、「孫や曾孫も一緒に来ました。元はまなす会だったの。全てとても美味しい」と微笑み、家族とイベントを楽しんでいた。

森下まやさん(左から二番目)とその家族

 森山まやさん(34、三世)も家族で来た。「祖父が北海道の人で、ひぐま会に入っていたことがある。母親が行きたいと言うので、会館には5年ぶりにきた」という。ラーメンを食べて「美味しい」と喜びつつ、「こうやってイベントがあると、また会館に来るきっかけになる。今日も久しぶりの友人に会えた」と微笑んだ。