戦後にサンパウロ市で最初に生まれた日系団体・エスペランサ婦人会(倉持恵美子会長)の創立70周年記念式典が21日午後1時から、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室(Rua São Joaquim, 381)で開催される。
エスペランサ婦人会は終戦直後の49年8月17日に、荒廃した祖国へ救援物資を送るために始まった婦人団体。現在は約120人の会員が所属し、毎年、慈善バザーとお茶会の2つの行事を開催し、収益を福祉団体に寄付してきた。
式典当日は、長年活躍してきた功労者の表彰などを行う予定。式典後は食事会を開催する。
来社した役員の古賀弘子さん(二世)、清水ユリコさん(二世)は「今年は大事な節目の年。当日皆で盛大にお祝いをしましょう」と意気込みを見せている。
なお、同婦人会では会員を募集中。問合せは同会(11・3208・3249)まで。