ラーモス日伯文化協会(小林雄二会長)は9月8日に『第21回ラーモス桜祭り』をサンタカタリーナ州フレイ・ロジェリオ市の桜公園で開催する。同市が共催後援。午前9時開場、入場20レアル。
今年は移住地開設55周年を記念し、南三州では初めての専用の茶室を、今回は東屋の部分のみを当日に落成する予定。
会場の敷地には山桜約1千本が植えられている。また、アゼリア藤、つつじなどの花も同時期に咲き、色のコントラストを楽しめる。
メインステージでは獅子舞、鬼剣舞、和太鼓、日本舞踊などを披露。そのほか、剣道や居合い道、武術など武道の実演も行われる。落成される茶室では茶道の手前の実演披露と、希望者には和菓子と抹茶が提供される。展示会場には折り紙や生け花、雛人形が飾られ、書道コーナーでは作品展示に加え、実演と販売が行われる。
食のコーナーでは文協会員総出で調理。ヤキソバ、天ぷら、餅つき、ジンギスカン風焼肉が一日中振舞われ、巨大梨アスカの販売も行われる。
移住地内には長崎県から「平和の灯火」を特別に移設した「平和の鐘公園」もあり、当日は見られることになっている。
小林会長は、「これだけの白い花の桜が見られるのはラーモスだけなのでは。ぜひ足を運んで下さい」と来場を呼びかけた。
問合せは電話(市役所=49・3257・0000)、Eメール(ラーモス文協=acbjapao@gmail.com)、フェイスブック(/parquesakura)まで。