長男フラヴィオ氏に対する汚職捜査からの防衛策や、三男エドゥアルド氏の駐米大使問題をめぐる報道が頻繁に起こるボルソナロ大統領だが、その一方で次男カルロス氏も現在、家族のために動いている。同氏は既に、来年10月のリオ市議選に出馬しない意向を示している。来年の市議選では、ボルソナロ氏の最初の妻でカルロス氏の実母でもあるロジェリア氏をたて、バックアップするつもりだという。大統領選キャンペーン中、「家族第一主義」と訴えていたボルソナロ氏だが、ここまでこうしたことが続くと、「それは国民ではなく、『自分の家族』のことなのでは?」とでも思いたくなるものだ。
20日午前6時30分頃、サンパウロ市東部ヴィラ・プルデンテのDr.フランシスコ・メスキッタ大通りで、停車中の車を次々に襲っていた5人組の強盗の1人が、通勤中の軍警の車に近づいた際、軍警に撃たれて死亡した。マテウス・レイス・デウフィーノ・ダ・シウヴァ容疑者は病院に運ばれたが、死亡した。残る4人は現在も逃走中だ。軍警はナンバーから、4人が乗り込んだ車の持ち主(同容疑者の母親)を突き止めたが、母親は車と息子の姿が見えないため、息子の携帯に電話したところ、警官が出て、息子の死を告げられたばかりだった。
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20日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝第1試合で、パルメイラスは敵地での対グレミオ戦に1―0で勝利した。パルメイラスはフェリペ・メロの退場処分で数的に不利になったが、なんとか、1点差で逃げ切った。第2戦は27日にパカエンブー・スタジアムで行われる。