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《ブラジルサッカー》フラメンゴが首位奪取=3戦勝ちなしのサントスは2位に後退

オーバーヘッドキックでフラメンゴの3点目を決めたアラスカエタ(Alexandre Vidal/Flamengo)

 24から26日にかけて、サッカーのブラジル全国選手権1部リーグ第16節、全10試合中、9試合が行われた。
 この期間中は、共にリベルタドーレス杯、スダメリカーナ杯に出場するため、日程が合わずに9月10日に延期されたパルメイラス対フルミネンセ戦以外の試合が行われた。大きなトピックは、サントスFCのまさかの引き分けで、フラメンゴが首位に浮上したことだ。
 前々節、前節と敵地で連敗していたサントスFCは、3試合ぶりのホームゲームで、今年昇格してきたばかりのフォルタレーザと対戦した。
 サントスFCが前半早々に3点を先取したため、サントスFCの圧勝かと思われたが、フォルタレーザも、FWウェリントン・パウリスタなどの活躍で後半に3点を返し、追いついた。
 サントスFCの引き分けを受け、勝てばサントスFCを得失点差でかわして首位浮上の可能性があったフラメンゴは、敵地でセアラーと対戦した。スタメン11人の殆どを現役代表、元代表で揃えるフラメンゴは、3対0と快勝。中でも、ウルグアイ代表MFのアラスカエタが後半終了間際に決めたダイナミックなオーバーヘッドキックは絶賛された。
 先週、ダニエル・アウベスのデビュー戦を勝利で飾ったサンパウロFCは、下位に沈むバスコ・ダ・ガマと敵地リオで対戦。退場者も出し、不利な戦いを強いられた結果、0対2で敗れた。
 また、勝てば首位戦線に肉薄できるコリンチャンスは、直前のスダメリカーナ杯準々決勝一回戦の疲れと、直後に同二回戦を控えていることから、控えメンバー中心で戦い、最下位のアバイー相手に1対1の痛い引き分け。首位グループに近づく好機を逸した。
 8月31日(土)から9月2日(月)にかけて行われる第17節では、フラメンゴ対パルメイラスの上位対決が注目だ。(26、27日付ブラジル各紙より)