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《ブラジル》信頼感指数が0・1P下がり、93・9Pに=「商業」が3・2P、「建設」が2・2Pアップ

 リオ市に本部を置く学究機関、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が30日、8月の企業家信頼感指数(ICE)は、7月の94・0ポイントを0・1ポイント下回る93・9ポイントだったと発表した。
 ICEは0から200の間で算出され、100ポイント以上の時は企業家たちが景気の行方を楽観視していることを示すが、100ポイント以下の時は悲観的に見ていることを示す。
 また、「現状分析」は7月から1・1ポイント増加し、91・3ポイントだった。この数字は、91・4ポイントだった2月に次ぐ高い数値だ。
 今後数カ月間の見通しを示す、「将来への期待感」は7月の100・6ポイントから0・8ポイント減少し、99・8ポイントとなった。
 ICEは、工業、サービス、商業、建設業の部門別にも出される。
 「サービス」の信頼感はマイナス1・1ポイント、「工業」はプラス0・8ポイント、「商業」はプラス3・2ポイント、「建設」はプラス2・2ポイントだった。
 8月は信頼感指数を構成する49のファクター中、55%が向上した。7月は67%が向上しており、その差が若干の指数低下となって表れたようだ。(30日付アジェンシア・ブラジルより)