たまには恋人と、友人と、お洒落なイタリア・レストランに行きたい。種類が豊富で手頃な値段、もっちりとした生地のピザにアルデンテのパスタの本格的なイタリア料理、お得なワインもあったら――そんな贅沢な願いを叶えてくれるのが、メトロのサンタクルス駅から徒歩5分圏内にあるイタリア・レストラン「Diò Arte in Cucina」(Rua Borgues Lagoa, 189 – Vila Mariana)だ。
わざわざイタリアからシェフを呼んでメニューを作らせ、そのまま駐在させた。当地イタリア料理店の多くは二世以降の世代が継承するうちに、良くも悪くもブラジル的料理に。ところが、ここではまさにイタリアそのままの味が楽しめる。
同店では、8月からお得なビュッフェを始めた。種類が豊富なサラダにチーズ、ハム、ピザ、ボリーニャ、スープ、デザートなどが食べ放題。これで35レアルという破格の値段だ。店主のアルベルト・トプジアンさん(Alberto Topgian JR、49)は、「ビュッフェだけでも十分満足できる。その辺のポルキロで食べるより味も値段も絶対にお得だよ」と自信をのぞかせる。
ビュッフェだけでは物足りない場合、4レアルの追加料金を払えばパスタを付けることもできる。7・90レアルを追加すれば、日替わりでメニューが変わるメイン料理が味わえる。実にお手頃な価格設定だ。このビュッフェは月~金曜日の午前11時半~午後3時まで利用できる。
さらに、赤ワイン好きに嬉しいキャンペーンも開始。1杯飲むと2杯目をサービスで飲むことができ、1本頼むと2本目は無料で貰える。甘く果実味豊かでなめらかなチリ産ワイン「コノスル 1551 カベルネ・ソーヴィニヨン(Cono Sur 1551 Cabernet Sauvignon)」、心地良い酸味で肉料理に合うイタリア産の「ロッソ・トスカーナ・イル・セレヴェッリ(Rosso Toscano Il Cerevelli)」から選べる。こちらは水・金曜日の午後6時からのみ。
もちろん、通常メニューの注文も可能。一番人気な黒トリュフを使ったクリームパスタの「Bomboloni di Mascarponi」(65レ)、海鮮パスタが好きな人にオススメの「Linguine Al Frutti Di Mare」(69レ)なども提供している。週末は家族向け2~4人向けメニューも。ワインも30種類を常備。デザートも各種、お薦めは本格「Tiramis Crassico」(24レ)。
洒落たキレイな店内には、楽しそうにワインを傾ける恋人たち、友人同士で賑やかに食事をする女性たち、昼食を食べに来たサラリーマンなど様々な客層。アルベルトさんによれば、「ビュッフェは大成功。調理時間を待たずに色々な物が食べられると好評」と客の評判も上々な様だ。
約100席。会社が会議やパーティでも使えるようにプロジェクターを装備した20人用個室もある。お得なサービスを味わいに、ぜひ一度訪れてみては?