ブラジル国内17州で2日から、携帯電話の通話プラン、プレ・パーゴ(前払い型)の契約者の再登録が始まったと、2日付地元ニュースサイトが報じた。
再登録が始まったのは、アラゴアス、アマゾナス、アマパー、バイーア、セアラー、エスピリトサント、マラニョン、ピアウイ、リオ・グランデ・ド・ノルテ、パラー、パライバ、ペルナンブコ、リオ、リオ・グランデ・ド・スル、ロライマ、セルジッペ、サンパウロの各州で、登録期限は11月16日までだ。
プレ・パーゴの利用者は、TIMやVivo、Claro、Oiなどの通信会社に個人情報を登録しなおす必要があり、11月16日までに再登録を行わないと、電話回線がブロックされ、番号が使えなくなる。
再登録が必要な利用者には、各通信会社から、ショートメッセージなどを通じて知らされる。また、通信会社は再登録手続き専用のサイトや電話番号を用意して、利用者に周知している。
再登録措置は4月にゴイアス州の一部、局番(DDD)62の地域限定で始まり、6月には連邦直轄区 、ゴイアス州全域、アクレ、マット・グロッソ州、マット・グロッソ・ド・スル州、ミナス、パラナ、ロンドニア、トカンチンス、サンタカタリーナの各州に拡大した。
これら9州と連邦直轄区での再登録期限は10月15日だ。
プレ・パーゴ契約者のデータ再登録措置は、多くの契約で、本来必要な顧客データの登録がなされていないことを理由に始まったと、国家電気通信庁(Anatel)は発表している。