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東西南北

 7日の独立記念日にはブラジリアでも恒例の式典が行われ、ボルソナロ大統領がミシェレ夫人とラウラちゃん(8)と共に出席。ラウラちゃんの公式行事参加は初めてだった。傍には、ウニベルサル教会のエジル・マセド司教やブラジル屈指の大富豪として知られる名司会者でSBT局社主のシルヴィオ・サントス氏の姿もあり、かねてから世論で「福音派や金持ち優遇のための政府なのか」との批判の声も出ていたことを思い出させた。大統領は特別席を離れ、モロ法相らと共に行進に加わったりした後、サンパウロ市に移動。8日には同市南部の病院でヘルニアの手術を受けた。手術後は5日間の休養が必要で、モウロン副大統領が12日まで大統領職を代行する。
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 6日、米国のマイアミでサッカーのセレソンの親善試合、対コロンビア戦が行われた。セレソンは序盤に守備の乱れが続き、前半を1―2とリードされたが、後半に何とか追いつき、2―2で引き分け。負傷欠場した6月のカタールとの親善試合以来の出場となったネイマールは、1得点、1アシストでチームの2点に絡み、貫禄を示した。セレソンの次戦は11日0時、時差の関係で真夜中だが、ロサンゼルスでの対ペルー戦となる。
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 ここのところ「おとなしい」と思っていたら、8日に久々に大きなヴァザ・ジャット報道があった。「ジ・インターセプト・ブラジル」の編集者レアンドロ・デモリ氏はツイッターで、「スノーデン報道は4~6カ月目が一番大きかった。ヴァザ・ジャットもそれに倣う」と発言。今後はいったい、何が飛び出してくるのか。