ブラジルの小規模航空会社Twoflex社が、リオ―サンパウロのドル箱路線に、新たな形で参入することが決まった。
リオには、北部の国際空港ガレオン(トム・ジョビン)空港と、南部の国内線のサントス・ドゥモン空港があるが、Twoflex社の便が就航するのは、西部のバーラ・ダ・チジュッカ地区にある、ジャカレパグアー空港だ。
小規模の同空港は、プライベート機や広告用小型機、趣味の航空クラブが主な利用者で、大手空港の中では、Gol航空だけがチェックインデスクを持っていた。
Twoflex社の便は、ジャカレパグアー空港と、サンパウロ市南部の国内線空港、コンゴーニャス空港を結ぶ。
Twoflex社は、ブラジル国内でも最も発着数が多い空港の一つである、コンゴーニャス空港の補助滑走路を使った発着枠を14確保した。
Twoflex社が使うのはグランド・キャラバンと呼ばれるセスナ機で、9人の乗客を乗せることができる。
飛行時間は1時間15分で、就航開始日は10月28日の予定だ。運航は毎週月曜から金曜までで、リオからは、6時、10時50分、17時10分の3便、サンパウロからは、7時45分、12時40分、19時の3便が飛び立つ。
運賃は片道550レアルが設定されており、航空券の販売開始は10月からだ。(12日付フォーリャ紙より)