ブラジル地理統計院(IBGE)が12日に発表した月次サービス調査(PMS)によると、7月のブラジル国内のサービス業の売上は6月より0・8%増え、6月に記録したマイナス分(マイナス0・7%)を回復した。
7月のサービス業の売上は、昨年同月比で1・8%増加。1月から7月までの累積は、昨年同期比で0・8%増で、直近12カ月間の累積はその前の12カ月間と比べて0・9%増だった。
7月の増加は「情報・通信部門」の伸びに負うところが大きい。同部門は1・8%伸び、6月のマイナス分(2・2%)を大方回復した。また、「その他のサービス」は4・6%の伸びで、「交通、交通補助、郵便」も0・7%伸びた。
ただし、「家族向けサービス」はマイナス0・5%で、「管理、補完専門サービス」はマイナス1・3%だった。
また、7月の名目収入は、前月比で1・6%、前年比では4・7%増えた。今年に入ってからの7カ月間の累積は、昨年同期と比較して4・3%増え、直近の12カ月間の累積は、その前の12カ月間より4・2%増えた。(12日付アジェンシア・ブラジルより)