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2006年、横浜でバルサを撃破=クラブ世界一の立役者フェルナンドンの遺児エンゾがプロ契約

ブラジル代表としての試合出場は1試合にとどまったが、インテルのファンには神格化されるほどの人気を誇ったフェルナンドン( Alexandre Lops/Inter)

 2006年のインテルナシオナル(インテル)のリベルタドーレス杯制覇と、横浜でFCバルセロナを破ってのクラブW杯優勝の立役者、故フェルナンドンの息子のエンゾ(16)が、13日にインテルと2021年までのプロ契約を結んだ。
 エンゾは、2015年からインテルの育成チームに所属し、今はU17チームでプレーしている。昨年はU15リオ・グランデ・ド・スル州選手権で優勝し、今年はU17ブラジル全国選手権、ブラジル杯、リオ・グランデ・ド・スル州選手権に出場した。
 エンゾは14歳だった2017年11月にチームと育成契約を結んでおり、ポジションは父と同じFWだ。父の他界でポルト・アレグレに転居して来る前は、ゴイアスの育成チームでプレーしていたこともある。
 インテルのホームスタジアムの敷地内に銅像も立てられ、クラブミュージアムに専用の回顧コーナーも作られるほどファンに愛されたフェルナンドンは、2014年6月にヘリコプター墜落事故で36歳の生涯を閉じた。(13日付グローボエスポルテより)