2006年のインテルナシオナル(インテル)のリベルタドーレス杯制覇と、横浜でFCバルセロナを破ってのクラブW杯優勝の立役者、故フェルナンドンの息子のエンゾ(16)が、13日にインテルと2021年までのプロ契約を結んだ。
エンゾは、2015年からインテルの育成チームに所属し、今はU17チームでプレーしている。昨年はU15リオ・グランデ・ド・スル州選手権で優勝し、今年はU17ブラジル全国選手権、ブラジル杯、リオ・グランデ・ド・スル州選手権に出場した。
エンゾは14歳だった2017年11月にチームと育成契約を結んでおり、ポジションは父と同じFWだ。父の他界でポルト・アレグレに転居して来る前は、ゴイアスの育成チームでプレーしていたこともある。
インテルのホームスタジアムの敷地内に銅像も立てられ、クラブミュージアムに専用の回顧コーナーも作られるほどファンに愛されたフェルナンドンは、2014年6月にヘリコプター墜落事故で36歳の生涯を閉じた。(13日付グローボエスポルテより)