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《ブラジルサッカー》国内人気No1はフラメンゴ=全体の20%が支持=ホーム平均観客動員も唯一の5万人台

14日の首位決戦、サントス戦に訪れたフラメンゴサポーター(MARCOS DE PAULA/ALLSPORTS)

 世論調査ダッタフォーリャによると、ブラジル国民の20%はフラメンゴファン(フラメンギスタ)で、14%はコリンチャンスファン(コリンチアーノ)であることがわかった。
 どのサッカーチームを応援しているかに関する調査は、8月末に国内175市在住の2878人を対象に行われた。
 3位はサンパウロFC(8%)で、4位がパルメイラス(6%)、5位には4%でヴァスコ・ダ・ガマ、クルゼイロ、グレミオが並び、8位タイは3%のインテルナシオナルとサントスFCだった。
 また、「どこのチームも応援していない」と答えた人も全体の22%いた。
 白人限定ではコリンチャンスが16%で、フラメンゴが13%、黒人限定ではフラメンゴが24%で、コリンチャンスは11%、褐色(パルド)ではフラメンゴが23%で、コリンチャンスが4%だった。
 ブラジルを、北部、北東部、中西部、南東部、南部に分けると、リオ州のフラメンゴ、サンパウロ州のコリンチャンスが共に属する南東部ではコリンチャンス18%に対し、フラメンゴが17%で拮抗した。北部、北東部、中西部では、フラメンゴが1位で、コリンチャンスが2位だった。
 南部だけは、南部に属するグレミオが1位。同じく南部に属するインテルナシオナルが2位。コリンチャンスは3位だった。
 フラメンゴの人気はホームゲームの平均有料入場者数にも表れている。全国選手権全38節の半分にあたる19節までを消化した15日現在の平均観客動員数は、フラメンゴが5万694人で1位。2位のコリンチャンスは3万6621人、3位はサンパウロFCの3万6336人で、4位はパルメイラスの3万2475人だった。(17日付フォーリャ紙などより)