サッカーのブラジル杯決勝第2試合が18日にポルト・アレグレのベイラ・リオ競技場で行われ、1週間前の第1試合を1対0で制したアトレチコ・パラナエンセが、インテルナシオナルを2対1で再び降し、チーム史上初のブラジル杯制覇を果たした。
初戦で奪われた1点のハンディを挽回すべく、ベイラ・リオスタジアムには大勢のインテルサポーターが詰め掛けたが、先制したのはアトレチコだった。
前半23分、カウンターからマルコ・ルベンが左サイドを抜け出し、中央のシッタジーニにパス。これを落ち着いて決めて1対0とし、2戦合計スコアも2対0とした。
インテルもすぐに反撃し、前半31分にはゴール前の混戦からニコ・ロペスが蹴りこんで同点とし、2戦合計スコアの差も1点に戻した。
その後もホームの大声援を背にインテルは攻勢を強めるも、ゴールを決められずにいた。逆に、後半のアディショナルタイム(追加時間)7分に元アルビレックス新潟のアトレチコFWロニが追加点を決め、試合を決定付けた。
今年のブラジル杯には91チームが参加。シードにより、ベスト16からの出場となったアトレチコは、フォルタレーザ、フラメンゴ、グレミオ、インテルを降しての堂々の初優勝だ。
また、この大会を制したことで、アトレチコには来年のリベルタドーレス杯出場権が与えられる。
タグ:サッカー