リオに本拠を置く学究機関、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は27日、9月の総合物価指数(IGP―M)がマイナス0・01%のデフレだったと発表した。
8月のIGP―Mはマイナス0・67%だった。今年1月から9月までの累積は4・09%、昨年10月から今年9月までの直近12カ月累積では、3・37%だ。
IGP―Mは賃貸住宅の家賃調整に使われ、卸売物価指数(IPA)60%、消費者物価指数(IPC)30%、全国建設コスト指数(INCC)10%から構成される。
8月から9月にかけてのマイナス幅が縮小したのは、もっとも比重の高いIPAがマイナス0・15%に止まり、8月のマイナス0・48%より下げ幅が縮小したことが原因だ。
次に比重の高いIPCは8月のプラス0・23%から、マイナス0・04%となった。
また、最も比重の小さいINCCは、8月のプラス0・34%からプラス0・6%になり、価格上昇幅が拡大した。(27日付アジェンシア・ブラジルより)
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