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第14回4カ国語お話大会=松柏学園・大志万学院、5日

渡辺美枝先生とラモス先生

 松柏学園・大志万学院は日ポ英西4カ国語による『第14回お話大会』を5日午前8時から同学院(Rua Ferdinando Galiani, 80, Vila Mariana)で開催する。
 同大会では、言語ごとに予選が行われ、勝ち抜いた生徒約20人ずつが大会に出場する。低学年では一人30秒だが、高学年になると1分半になる。生徒本人が自由テーマで書いた作文を先生が添削し、気持ちを込めて発表する。各言語で順位が決められるほか、4言語全体から3人が総合表彰される。
 選考外だが4カ国語で発表する生徒も2人いるという。日本語科教師の渡辺美枝さんは「バイリンガル教育はいろいろな学校でやっているが、私たちはポリリンガル(多言語)を目指しています」と説明する。
 来社した大会担当のポ語教師のニシマラ・カシドリ・デ・カストロ・ラモスさんは「人前でしっかりと自己主張する訓練であるとともに、批判精神も育てる効果がある」と同大会の目的を語り、「一般の方の傍聴も歓迎です。ぜひ子どもたちの成長ぶりを見てください」と呼びかけた。問合せは同学院(11・5908・0019)まで。