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第33回日本語教師養成講座=参加者募集、11月17日まで

 ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)が『第33期日本語教師養成講座』の参加者募集を、1日から開始した。申し込み締切日は11月17日(必着)。来社した同センター教務主任の鶴田広子さんによれば、この講座は1985年開始で、通算603人の修了者がいる。日本語教育界に多くの人材を輩出してきた伝統あるコースだ。
 講座の定員は10人。初級レベルの多様な日本語学習者に教えるための、理論、技術、実習日本語教授法、日本語教育文法、文学、語彙・音声などを、1年間かけて学ぶ通信教育だ。1週間ずつ3回のスクーリング(座学)があり、理論・実践・実習をバランスよく学べる。
 研修コーディネーターのノゲイラ亜也さんは「前回まで半年で、スクーリングは2週間を2回でした。これだと働いている方は長期休暇を2度取らねばならずハードルが高いという声がありました。それを受け、1年間に延ばし、1週間を3回にしました。その分、いろんな方に受講してもらえるのでは」と変更点を説明した。
 応募資格は、18歳以上のブラジル国籍者か永住権所持者で、N3以上、または同等の日語力を有する人。応募方法は申込書に記入の上、自筆作文(テーマ「私の目指す日本語教師」原稿用紙800字以上)と共に提出する。基本的に書類選考だが、電話インタビューする場合もある。選考結果は11月21日までにメールで通知。
 参加費は、非会員が3500レアル(会員は2500レアル)。遠隔地の会員への片道交通費補助、センター指定宿泊施設利用者には宿泊代全額補助の特典がある。問合せは同センター(電話=11・5579・6513、メール=seminario2@cblj.org.br/担当:メイリ)まで。