「お気に入りの陶器カップで、コーヒーを飲みませんか?」―ブラジル現代陶芸会(CCBRas、福沢マコト会長)は5日(土)午後3時から9時まで、コーヒーカップの陶芸作品展示会「VAI UM CAFEZINHO?」をサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテル(R. Galvão Bueno, 425)で開催する。
展示会には同陶芸会創設者の生駒憲二郎さんや、本間ヒデコさんら日系社会の名だたる陶芸家約30人によるこだわりの作品が並び、会場ではミナス・ジェライス州の農家が特別品質のグルメコーヒーを提供する。
日本語が話せる陶芸家も多く、作品の話を直接聞くこともできる。
展示会の入場は無料だが、受付にて50レアルの引換券を購入すれば、気に入った作品を持ち帰ることも可能。ただし引換券は数量限定。展示会に出品する陶芸家も引換券を持っており、前もってそこから買い取ることもできる。
来社した福沢会長は「ブラジルはコーヒーの国だが、飲食店ではガラスのコップで飲むことも多い。コーヒーをきっかけに陶器を生活に取り入れてほしい。また各陶芸家の自由な発想によるデザインも楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
展示会に関する問い合わせは福沢会長(電話=11・98538・6640)まで。このイベントは2014年にも開催され、今回で2回目。