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愛知県人会が法要、13日=身寄りのない元県費留学生

土田玲子さん

土田友子さん

 ブラジル愛知県人会(沢田功会長)は元県費留学生の土田玲子さん(二世)、友子さん(二世)姉妹の法要を13日午後1時から、サンパウロ市の曹洞宗南米別院佛心寺(Rua Sao Joaquim, 285)で執り行う。
 二人は1955年にブラジルへ移住した土田一郎さんと妻明代さんの娘で、当地生まれ。両親とも先に他界してブラジルに身寄りがない中、ふたりとも未婚だった。2年前に友子さんが病気で亡くなり、玲子さんは今年自然死していた。

市の墓地に埋葬された土田玲子さん

 最近、在聖総領事館から県人会に死亡通知があり、沢田会長によれば「日本の親戚に連絡を取っているところ」だという。玲子さんは1992年度、友子さんは98年度の愛知県費留学生。

 沢田会長は「県人会として、ブラジルの県民子弟の世話をするのも一つの使命。県費留学生の仲間を中心に、皆で供養できれば」と語っている。
 問い合わせは同県人会(11・3241・2682)まで。